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9月30日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎米国市況:株が反発、追加経済対策を巡り荒い値動き-ドル下落

  30日の米株式相場は反発。追加経済対策の見通しに関する各報道に反応し、荒い値動きとなった。米国債は下落。

  • 米国株は反発、荒い値動き-経済対策巡る動向注視
  • 米国債は下落、10年債利回り0.68%
  • ドル指数が3日続落、月間では6カ月ぶりのプラス
  • NY原油は反発、2週間ぶり大幅高-米在庫縮小で
  • NY金は反落、月間では2016年以来の大幅安

  S&P500種株価指数は取引終盤に上げ幅を縮小。経済対策案で民主党とまだ合意に至っていないとのムニューシン財務長官の発言が響いた。それでも同指数は合意への期待感を支えに、2週間ぶり高値近辺にとどまった。月末のポートフォリオ調整も相場のボラティリティーを高めた。

  S&P500種は前日比0.8%高の3363.00。ダウ工業株30種平均は329.04ドル(1.2%)高の27781.70ドル。ナスダック総合指数は0.7%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.68%。

  世界の投資家は新型コロナウイルスの感染状況にも注目している。アウェア・アセット・マネジメントの投資マネジャー、アンドレア・ロムヒルト氏は「新型コロナが根強く残り、経済の一部は閉鎖したままとなっていることから、何らかの刺激策が必要だ」と指摘。「それが本当に実現する兆候を市場はただ待ち望んでいる」と述べた。

  外国為替市場ではドルが下落。朝方の米財務長官発言で追加経済対策への楽観がいったん広がり、リスク資産の需要が高まった。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下と、3日続落。月間ベースでは1.4%上昇して6カ月ぶりにプラスを確保。四半期ベースでは2017年以来の大幅低下となった。

  ドルは対円では0.2%安の1ドル=105円48銭。米大統領選前にワクチンの準備は整わないとのモデルナ幹部の見通しが材料視された。ユーロは対ドルで0.2%安の1ユーロ=1.1721ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。2週間ぶりの大幅高となった。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で原油の在庫減少が示されたことが材料となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は93セント(2.4%)高の1バレル=40.22ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は8セント下げて40.95ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。月間ベースでは2016年11月以降で最大の下げとなった。ドルの上昇を背景に、逃避先としての金の妙味が減退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は7.70ドル(0.4%)安の1オンス=1895.50ドルで終了した。

原題:Stocks Gain on Stimulus Hopes in Choppy Trading: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Drops as Traders Eye New U.S. Stimulus Talks: Inside G-10(抜粋)

Oil Posts Biggest Gain in Two Weeks on Shrinking U.S. Supplies(抜粋)

PRECIOUS: Gold Prices Head for Biggest Monthly Drop Since 2016(抜粋)

◎欧州市況:株は小幅安、EU復興基金に懸念-ドイツ債は下落

  欧州株は小幅安。ドイツが欧州連合(EU)復興基金はガバナンスを巡る加盟国の対立で運用開始の遅れはほぼ免れないと警告し、指数は下げに転じた。

  ストックス欧州600指数は0.1%安。業種別20指数のうち9指数が下げた。銀行株はこの日堅調だったが四半期ベースでは12%超の下落となり、業種別の中で最も下げが大きかった。

  7-9月の欧州株は総じてレンジ内の動きにとどまり、ストックス600指数は四半期ベースでほぼ変わらずだった。ただ9月は新型コロナウイルス感染再拡大に伴う制限措置や企業に及ぼす影響への懸念から、月間で1.5%安となった。

  欧州債はドイツ債が下落。米国で追加経済対策がまとまるとの期待から、安全逃避の買いが巻き戻されたことが背景。周辺国債は他のユーロ圏国債を下回るパフォーマンスだった。

  ドイツ債の利回り曲線はベアスティープ化。フランス債は大半の中核国と準中核国債のパフォーマンスを下回った。フランスは1日に国債入札を予定している。

  イタリア債は小幅安。スペイン債のパフォーマンスは長期債を中心に他の周辺国債を下回った。

  英国債は下落。イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト、アンディ・ホールデン氏がマイナス金利は差し迫っていないとの見解を示したことから、利回り曲線は当初ベアフラット化していたが、その後株価が上昇するとベアスティープ化した。

  ドイツ10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇してマイナス0.52%。フランス10年債利回りは2bp上げてマイナス0.24%。イタリア10年債利回りは2bp上げて0.87%。

原題:Bunds Bear-Steepen on Haven Unwinds: End-of-Day Curves, Spreads

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