米GDP4-6月確定、前期比年率31.4%減-娯楽業界が最悪
Kristy Scheuble
更新日時
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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)をきっかけとしたリセッション(景気後退)、およびそれに伴う米事業活動の広範な停止が4-6月(第2四半期)に米経済のほぼ全業界を圧迫。特にレストランやホテル、娯楽ビジネスは最悪の落ち込みとなった。
キーポイント |
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芸術やエンターテインメント、娯楽、宿泊施設、食品サービスの項目は年率で91.5%減。合わせて約6.6ポイントのマイナス寄与となった。
Contributions to GDP Change
Overall GDP decreased 31.4% annualized, here are selected movers:
Source: Bureau of Economic Analysis
新型コロナウイルス感染症(COVID19)および感染防止策の影響で、米経済活動は少なくとも1940年代以来の深刻な縮小に追い込まれた。一方、小売売上高や住宅は改善しており、コロナ流行以前の水準を上回っている。7-9月(第3四半期)のGDPは過去最大の伸びとなる見通しだ。
4-6月は航空会社を含む輸送・倉庫の項目が年率でほぼ65%減。製造業は36.6%減だった。
サービス業のGDP寄与度はマイナス23.5ポイント。財生産業は5.9ポイントのマイナス寄与だった。
統計の詳細は表をご覧ください
原題:Leisure, Hospitality Fared Worst in U.S. Second-Quarter Slump(抜粋)
(情報を加え、更新します)
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