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大型連休迎える中国、国内航空便の利用活発に-コロナ禍の国外尻目に

  • 10月1日からの大型連休、1500万人超が利用-旅行代理店の去哪児
  • 中国国内便の利用は「非常に安全」と人々が感じている-携程CEO

中国は10月1日の国慶節(建国記念日)から8日までゴールデンウイーク(黄金週間)の大型連休に入り、期間中に大勢の人々が国内航空便を利用する見通しだ。新型コロナウイルス感染の流行で厳しいかじ取りをなお余儀なくされている世界の航空会社経営者からは羨望(せんぼう)の目で見られそうだ。

  国慶節の大型連休は例年、家族が再会する機会にもなっており、国内線利用の正常化にさらに弾みがつくと見込まれている。オンライン旅行代理店、去哪児の調査部門責任者、ラン・シアン氏によると、連休中に前年同期比10%増の1500万人超が航空便を利用する予定だ。

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上海の浦東国際空港に到着したマスク姿の乗客ら(9月29日)

  一方、中国国外ではコロナ感染を心配する客を呼び戻すことができず、航空会社はまだコロナ危機から抜け出せていない。中国の航空会社も制限が残るため国際便はほぼ止まった状態だが、広大な自国市場とコロナ抑制の成功で比較的良い状況に置かれている。

Passenger Numbers Climbing Back

China's Big Three airlines steadily picking up from February trough

Company filings

White = China Southern; Red = China Eastern; Blue = Air China

  トリップドットコムグループ(携程集団)の孫潔最高経営責任者(CEO)は24日開かれたオンライン航空サミットで、中国国内で航空便を利用するのは「非常に安全だ」と人々が感じており、力強く需要が持ち直していると指摘。ビジネス出張も今後持ち直すと分析し、バーチャル会合に慣れてしまい出張はなくなるとの懸念を退けた。国内旅行は年内に通常へと戻る見通しだという。

Chinese Airlines at Beijing Airports Ahead of Earnings Reports

北京大興国際空港内を歩く利用客(8月25日)

  航空データ分析会社シリウムによれば、今年の国慶節連休中で最も利用者が多くなりそうなのは10月7日で、1万3800便余りの国内線の運航が予定されている。昨年の黄金週間で最も利用客が多かった10月6日に比べて約10%増となる。

原題:Millions Fly With China’s Airlines as Pandemic Drags on Others(抜粋)

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