コンテンツにスキップする

債券は横ばい、あすの10年入札重しも米大統領選不透明感で買い圧力

債券相場は横ばい。日本銀行が中期ゾーンを対象に実施した買い入れオペの結果で売り圧力が意識されたほか、あすの10年債入札を控えた調整の動きが上値を抑えた。一方、米大統領選挙を巡る先行き不透明感による米株先物や日本株の下落で、安全資産としての買い圧力が下支えした。

  • 新発10年債利回りは前日比横ばいの0.015%、一時は0.01%まで低下
  • 長期国債先物12月物の終値は横ばいの152円11銭。海外リスク回避の流れを引き継ぎ買いが先行し、一時は152円19銭まで上昇。その後は伸び悩み、日銀オペの結果を受けて一時152円07銭まで下落する場面も
先物中心限月の日中推移

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • あすの10年債入札に向けた調整と期初の益出し売りが警戒され、金利低下の流れに一服感
  • 残存3-5年対象の日銀オペ結果は倍率が前回から上昇し、やや売り圧力があるという印象
  • 期末・期初で決算要因などテクニカルな動きで持ち高調整が中心

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 初回の米大統領選討論会を通過し、トランプ大統領を巡るリスクが意識されている感がある
  • 超長期債は前日の海外市場の流れを受けて買いが先行し、月末の買いに加えて売り持ち高を買い戻す動きが継続
  • 一方、10年債入札を控えた売りも散見されている

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年以下と3年超5年以下
  • 買い入れ額は1年以下が1000億円、3-5年が3500億円とそれぞれ前回と同額
  • 応札倍率は3-5年が3.34倍と前回から上昇、1年以下は低下
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.145%-0.115%0.015%0.395%0.595%0.625%
前日比横ばい横ばい横ばい-0.5bp-1.0bp-2.0bp
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE