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米国の都市部居住の限界説は「都市伝説」にすぎず-バークレイズ

バークレイズのデータでは、都市部居住の需要崩壊を巡る臆測を裏付けるものはなく、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)下にあっても全米の農村部と郊外、都市部の住宅価格は上昇している。投資科学アナリストのライアン・プリクロー氏がリポートでこう指摘した。

  プリクロー氏は「新型コロナで人々の住宅の好みが、都市生活の快適さから永久に離れたわけではない」と指摘。「人口密度が高めの都市に見られる飲食店やバー、文化施設へのアクセス」は依然として評価されているとコメントした。

  パンデミックの中で平均価格の下落が見られたのはニューヨークとサンフランシスコだけで、大半の都市部地域は「郊外を押し上げたのと同様に、住宅取得が以前よりも手頃になったことや累積需要の恩恵を受けている」という。

  同氏はパンデミック収束後に都市部と郊外の両方で住宅価格が上昇すると予想。「長期金利の大幅低下で住宅ローンを一段と利用しやすくなったと同時に、ロックダウン(都市封鎖)や政府の寛大な支援策で家計貯蓄は急増した」と指摘した。

  また、ミレニアル世代が結婚適齢期に達しているため、住宅購入の全盛期を迎えると付け加えた。

原題:
Barclays Calls the End of the American City an ‘Urban Myth’(抜粋)

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