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ユーロ圏景況感指数は9月に上昇、5カ月連続改善もペースは緩やかに

  • ユーロ圏景況感指数は91.1、市場予想を上回る
  • 鉱工業生産見通しはここ2カ月ほぼ変わらず、サービス需要は低下

ユーロ圏の景況感は9月も改善した。5カ月連続の改善となったが、新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う景気見通し不透明を背景にペースは鈍化している。

  欧州委員会が発表した9月のユーロ圏景況感指数は91.1に上昇。市場予想の89を上回ったものの、依然としてコロナ禍前の水準を30%強下回っている。ロックダウン(都市封鎖)明けに見られた力強い回復の勢いが弱まり始めていることが鮮明になりつつある。

Euro-area economic confidence improves at slower pace

  急激な回復を見せた鉱工業の生産見通しはここ2カ月間はほぼ変わらず。サービス業の需要見通しは2カ月連続で弱まった。雇用見通しを示す指数も、回復が続いているものの勢いが鈍化していることを示唆した。

  ING銀行(アムステルダム)のシニアエコノミスト、バート・コライン氏は、「ユーロ圏経済には既に回復疲れの兆候が見られる」と指摘、「感染第2波への懸念も経済成長がさらに減速するとの見通しを一層強めた」と述べた。

原題:Euro-Area Economic Confidence Rises for Fifth Straight Month (1)(抜粋)

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