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9月28日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎米国市況:株が大幅続伸、銀行銘柄が上げ主導-ドル反落

  28日の米株式相場は大幅続伸。欧州の主要株価指数が3カ月ぶりの大幅高となるなど、世界的な株高の流れを引き継いだ。ドルは反落した。

  • 米国株は続伸、銀行指数が1カ月ぶりの大幅高
  • 米国債は小動き、10年債利回り0.65%
  • ドル反落、四半期末のポートフォリオ調整で
  • NY原油は反発、ドル安と株高で買い
  • NY金は反発、ドルの下落を受けて買い入る

  S&P500種株価指数は銀行株の主導で2週間ぶりの大幅高。同指数は先週に7月以来の安値をつけていただけに、買いの好機との見方が広がった。S&P500種の銀行指数は1カ月ぶりの大幅上昇。

  S&P500種は前週末比1.6%高の3351.60。ダウ工業株30種平均は410.10ドル(1.5%)高の27584.06ドル。ナスダック総合指数は1.9%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満下落の0.65%。

  米金融当局による緩和政策が続く中、米国の追加財政支援を巡る協議進展の兆候が足元の株高を支えている。この日は8月の中国工業利益が4カ月連続の増加となったことも、投資家心理を押し上げた。

  メロン・インベストメンツの株式部門責任者、ジョン・ポーター氏は「米金融当局のおかげで、投資家が過度に弱気になることはほぼ不可能になっている」と指摘。「市場では、新型コロナウイルスとの共存がしばらく続くとの認識に以前ほど違和感がなくなっている」と話した。

  外国為替市場ではドルが主要10通貨の全てに対し下落。米国株の上昇と、四半期末のポートフォリオ調整が背景にある。ポンドは大幅高。英国と欧州連合(EU)の今週の交渉が成功し、英国の無秩序なEU離脱が回避されるとの期待が追い風となった。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ドルは対円では0.1%安の1ドル=105円50銭。ユーロは対ドルで0.3%高の1ユーロ=1.1666ドル。ポンドは対ドルで0.7%高の1ポンド=1.2834ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。新型コロナウイルス感染の再拡大で需要に懸念があるものの、ドル安と株高を受けて上昇した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は35セント(0.9%)高の1バレル=40.60ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は51セント上げて42.43ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。米追加景気対策を巡る不透明感はある一方、ドルが下落したため、買いが入った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は16.00ドル(0.9%)高の1オンス=1882.30ドルで終了した。

原題:Stocks Rally Globally With Bank Shares in the Lead: Markets Wrap(抜粋)

Dollar’s Rally Pauses Amid Quarter-End Rebalancing: Inside G-10(抜粋)

Oil Edges Higher With Weak Demand Outlook Limiting Momentum(抜粋)

PRECIOUS: Gold Rises With Dollar Drop Eclipsing Stimulus Angst(抜粋)

◎欧州市況:株上昇、銀行高い-ドイツ債とイタリア債ほぼ変わらず

  28日の欧州株は反発。銀行を中心に幅広い銘柄が買いを集めた。この日も企業のM&A(合併・買収)が発表された。

  ストックス欧州600指数は2.2%高と、3カ月ぶりの大幅上昇。英銀HSBCホールディングスは8.9%の大幅高となった。筆頭株主の中国平安保険集団が将来的な復配を見込んで同行の保有比率を引き上げたことが好感された。世界最大の鉄鋼メーカーであるアルセロール・ミタルも上昇。米クリーブランド・クリフスがアルセロールの米事業を買収することで合意したと発表した。

  欧州債はドイツ債、イタリア債がほぼ変わらず。英国債は下落した。イングランド銀行(英中央銀行)のラムスデン副総裁が、マイナス金利の導入は差し迫ってはいないとの見方を示したことが材料視された。

  ドイツ債は、株高に伴う安全逃避買いの巻き戻しを手掛かりとした下げを縮小した。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が必要に応じてあらゆる政策手段を調整する用意があると表明したことに反応した。

  イタリア債は変わらず。ドイツ債とのイールドスプレッドは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して140bp。

  英国債は幅広い年限で下落。ラムスデン氏の発言を受け、短期金融市場が織り込む英中銀の10bp利下げ時期は一時6月と、それまでの5月から後退した。

  ドイツ10年債利回りはマイナス0.53%で変わらず、フランス10年債利回りもマイナス0.25%で変わらず、イタリア10年債利回りは1bp下げて0.88%。

原題:Bunds, Italy Bonds Steady, Gilts Underperform: End-of-Day Curves(抜粋)

European Stocks Post Best Rally Since June as HSBC Lifts Banks(抜粋)

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