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ECB、必要に応じて行動する-ラガルド総裁が欧州議会に表明

  • ユーロ圏のインフレ率、今後数カ月はマイナスが続く-ラガルド氏
  • ECBは全ての措置を調整する用意、PEPPは当然ながら一時的

欧州中央銀行(ECB)は景気回復を後押しするために、必要に応じて金融緩和措置を追加する用意があると、ラガルドECB総裁が表明。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が、ユーロ圏経済の見通しに影を落としているとの見方を示した。

  ラガルド氏は28日、欧州議会経済金融問題委員会にビデオを通じて出席。ユーロ圏の景気回復は不確かかつ不完全で、消費者は支出に慎重で企業は投資に消極的になっていると説明した。

  新型コロナの危機は「引き続き経済活動を圧迫し、経済見通しの下振れリスクとなっている」と述べ、ECB政策委員会は「あらゆる政策手段を適宜調整する用意がある」と続けた。

  ユーロ圏の総合インフレ率について、今後数カ月はマイナスが続くと見込まれるとし、ユーロ高がその原因の一つだと指摘。「政策委員会は中期的なインフレ見通しに対する影響という観点から、為替の動向を含めて今後入ってくる全ての情報を注意深く吟味する」と語った。

  パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)は一時的で対象を絞った措置だと、ラガルド総裁は強調。低金利が長期化すれば副作用をもたらし得るとの認識も示した。

原題:Lagarde Says ECB Will Act If Needed as Pandemic Burdens Economy(抜粋)

LAGARDE: PEPP IS ‘OF COURSE’ TEMPORARY, TARGETED、LAGARDE: PROLONGED PERIOD OF LOW RATES CAN HAVE SIDE EFFECTS

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