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現金比率は高止まりか、伝統的ヘッジが機能せず-JPモルガン

安全資産による伝統的なヘッジが成功しない中で投資家の現金保有比率は予想以上に高止まりする可能性があると、JPモルガン・チェースが指摘した。

  ジョン・ノーマンド氏らのストラテジストは25日のリポートで、平均以上の現金配分はゼロ金利環境で循環的資産をヘッジするのがあまりにも難しいという金融緩和の意図せぬ影響の結果かもしれないと分析した。

  「ディフェンシブ資産は少なくとも10年で最悪のパフォーマンスとなっており、従って株売りのヘッジとしての役割も、少なくともここ10年で最も低下した」と指摘。その上で、「株式と社債、新興市場資産に流れ込むしかないと一部で仮定されている現金は、無期限に非常に高い水準が続く可能性がある」と分析した。

  同時に、同氏は、他の全ての通貨に対する円、新興市場通貨に対するドル、ドルに対する金などのヘッジは保有を続ける価値があるとして、これらは主要な株式相場下落の60-80%において利益をもたらしたと指摘した。

  一方で、世界経済は10-12月に潜在成長率を下回る方向にはないため、相場調整の4分の3は終わった可能性があるとの見方も示した。

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原題:
JPMorgan Says Cash Levels May Stay High as Safe Assets Struggle(抜粋)

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