コンテンツにスキップする

9月の東京消費者物価0.2%低下、2カ月連続マイナス

更新日時
  • 宿泊料は前年比30%下落、7月下旬開始の「GoTo」事業が影響
  • 原油安の影響が遅れて反映される電気代含むエネルギーが下落幅拡大

全国の物価の先行指標となる9月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年比0.2%低下と、2カ月連続でマイナスとなった。「GoToトラベル」事業の影響で引き続き宿泊料が大きく落ち込んだほか、原油価格下落の影響が遅れて反映される電気代を中心にエネルギーのマイナス幅拡大が下押し要因となった。総務省が29日発表した。

キーポイント

  • 東京都区部コアCPIは前年比0.2%低下(ブルームバーグの予想中央値は0.3%低下)-前月は0.3%低下
  • 生鮮食品とエネルギーを除くコアコアCPIは横ばい(予想は0.2%低下)ー前月は0.1%低下
  • 総合CPIは0.2%上昇(予想は0.1%上昇)-前月は0.3%上昇
コアCPIは2カ月連続低下

背景

  • 7月下旬から始まった「GoToトラベル」事業の影響で宿泊料が大きく落ち込んだことが、8月に続いて消費者物価の下押し要因に
  • 「GoToトラベル」に加え、10月以降は消費税率引き上げの影響が一巡。当面の消費者物価は下押し圧力が強い状況が続く
  • 日本銀行の黒田東彦総裁は23日の大阪経済4団体が共催した懇談会で、当面の消費者物価の前年比はマイナスで推移すると指摘。ただ、現時点で値下げによって需要喚起を図る価格設定行動は広がっていないとの見方を示した
(キーポイントとチャートを追加して更新しました)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE