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新興国資産リスク、ゴールドマンとドイツ銀も警戒-米大統領選を控え

  • ゴールドマンは「混乱が落ち着く」段階まで投資を待つよう勧めた
  • ボラティリティーの高まりがリスク資産急落を促す見通しとドイツ銀

新興国市場は、7-9月(第3四半期)末に向け楽観的になるより慎重になる理由の方が多い。

  新興国市場の株、通貨、債券にとって、25日までの5日間は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)がグローバル市場を動揺させた3月以来で最悪の週となった。

  ロックダウン(都市封鎖)再導入や米国の追加経済対策協議の遅れを巡る懸念が広がる中で、新興国・地域の通貨と主要7カ国(G7)通貨とのインプライド・ ボラティリティーのギャップは、6月以降で最も拡大した

  メキシコ・ペソや南アフリカ・ランド、ロシア・ルーブルといった高利回り通貨のドルに対する為替レート変動期待が特に先週高まった。ゴールドマン・サックス・グループは、これら通貨に投資家は資金を投じるべきだが、「混乱が落ち着く」段階まで待つよう勧めた。

  ザック・パンドル氏らゴールドマンのストラテジストはリポートで、「ドル全般がなお不安定でリスクがはっきりしている状況では、新たな買い持ちを設定するのは時期尚早の可能性が高い」と指摘した。

  ドイツ銀行も米大統領選に伴うボラティリティーの高まりがリスク資産の急落を促すと予想し、新興国市場クレジットに対し「守りの姿勢を強めている」という。

Gap between emerging-market implied volatility and G-7 measure widens

原題:Emerging Markets on Edge as Goldman and Deutsche Bank Flag Risks(抜粋)

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