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Photographer: picture alliance/picture alliance
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ECBビスコ氏、新型コロナとの闘いで予想外の前向きな展開期待せず

  • ワクチンには生産や流通の面で問題が生じ得る-イタリア中銀総裁
  • イタリアの20年GDPは10%弱縮小するとの見通しをあらためて示す
dpatop - 19 June 2020, Hessen, Frankfurt/Main: At sunset, the sky over the Frankfurt skyline and the ECB's Head Office (r) is coloured deep red. Photo: Arne Dedert/dpa (Photo by Arne Dedert/picture alliance via Getty Images)
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欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、イタリア銀行(中央銀行)のビスコ総裁は27日、新型コロナウイルス感染症(COVID19)との闘いにおける前進が低迷する経済を予想外に押し上げるとは期待していないと述べた。

  イタリアのトレントで開催された経済会議で講演したビスコ総裁は、「予想外の前向きな展開についてあまり信じていない」と発言。ワクチンによって経済の不確実性が速やかに後退する可能性を退け、 「生産や流通の面で問題が生じ得る」と指摘した。

  ビスコ総裁はその上で、今のところ景気刺激策が消費押し上げに寄与しており、イタリアなどの国々のデフレ脅威にすでに対抗していると述べ、 「衝撃に見舞われた経済を支えるためにより多くの財政出動が必要」との認識を示した。

  一方で、最近のユーロ高は物価にさらに下落圧力をかけているため懸念されるとし、それによって物価安定が危うくなる場合にはECBの介入が必要になろうと述べた。

  イタリアの今年の国内総生産(GDP)については、10%弱の縮小になるとした9月16日の見解をあらためて示した。

原題:ECB’s Visco Not Counting on Positive Surprise on Virus Fight (1)(抜粋)

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