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ECBはインフレ目標の微調整を検討するべきだ-仏中銀総裁

  • ECBは2003年以来となる戦略の再検証を行っている
  • 「必要ならばECBには行動の余地が十分にある」

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス中銀総裁は25日、インフレ率がECBの目標を上回るのを容認することについて柔軟な考えを示した。

  同総裁はオンライン会議で、「2%弱」というインフレ目標はしばしば、自動的に引き締めを引き起こす上限と誤って解釈されるが、上下「対称的」な目標だと理解されるべきだと説明した。

  「従って、われわれは一定期間にわたり2%を超えるインフレ率を容認することを辞さないかもしれない。現在の表現がこれに疑義を投げ掛けるものかどうかを検討する必要がある」と語った。

ECB's inflation goal is `below, but close, to 2%'

  ECBは2003年以来となる戦略の再検証を行っており、インフレ目標についての発言もその一環。

  ビルロワドガロー総裁は、ECBがインフレを中期的に判断すべきであり、物価安定という目標を満たしているかどうかを判断するのに「過去を無視することはできない」と指摘した。

  また、追加緩和の可能性も示唆し、「必要ならばECBには行動の余地が十分にある。必要に応じて行動する中銀の決意と能力を疑うべきではない」と強調した。

原題:Villeroy Says ECB Should Consider Tweaking Its Inflation Goal(抜粋)

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