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米アトランタ連銀総裁、黒人向け金融サービスの改善を銀行に呼び掛け

  • 多くの黒人は主流の銀行システムであまり好意的な経験ない
  • システミックな人種差別は経済的・倫理的な問題-ボスティック総裁

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アトランタ連銀のボスティック総裁は24日、人種差別の歴史から金融機関を避けてきた人が多い黒人への金融サービスを米国の銀行は改善する必要があると述べた。

  ボスティック総裁は同連銀主催のバーチャル討論会で「アフリカ系米国人コミュニティーの多くの人々は、主流の銀行・金融システムについてあまり好意的な経験がない」と指摘。「検査や医療における虐待の歴史」を理由に黒人がワクチン試験への参加に二の足を踏むかもしれないのと同様、金融機関に関しても感じるのは同じ虐待の歴史だと述べた。

Federal Reserve Bank Of Atlanta President Raphael Bostic Speaks At Harvard Business School Club

ボスティック総裁

  ボスティック総裁は連邦準備制度106年の歴史で初の黒人の地区連銀総裁。同総裁はシステミックな人種差別は経済的にも倫理的にも問題だと述べ、人種に基づく不平等で国内総生産(GDP)が過去20年に約16兆ドル(約1700兆円)押し下げられたと分析したシティグループの今週の調査報告に言及した。

  同総裁は「われわれは業界全体の全ての金融機関でこの問題を提起することについて真剣に考える必要がある」と付け加えた。

原題:
Fed’s Bostic Urges Banks to Repair ‘History of Abuse’ to Blacks(抜粋)

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