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バイデン氏の財務長官候補、ブレイナード氏が最有力-関係者

更新日時
  • ウォーレン上院議員は候補として排除されていないがより可能性低い
  • ブレイナード氏ならウォール街、進歩派とも満足との見方

米民主党大統領候補のバイデン前副大統領は、自身が政権を担うことになった時の財務長官候補として連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事に照準を定めているとの見方が広がっている。ウォール街と進歩派の双方を満足させる人選となる。

  より挑発的な選択肢としてエリザベス・ウォーレン上院議員は排除されていないが、可能性はより低いと、候補者やバイデン氏の考え方を知る関係者9人は語った。11月の選挙にバイデン氏が勝利した場合に財務長官に起用する候補としては、ブレイナード、ウォーレン両氏以外の名前も検討されている。

IMF World Economic Outlook Press Briefing

ブレイナードFRB理事

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  一部の関係者によれば、バイデン氏は白人男性が務めてきた財務長官の人選を歴史的なものにしたいと考えている。その一方で、幅広く受け入れられる人物を選ぶことも望んでおり、ブレイナード氏がそうした希望を満たし得る。バイデン氏は経済回復と民主党内の争い回避のために、ウォール街と進歩派の両方を味方につけたいが、ブレイナード氏に対してはいずれのグループも反発することはないとみられる。

  ブレイナード氏の先行きのキャリアについて同氏と話し合ったことがある関係者1人によれば、同氏は財務省を率いるよりもFRB議長の職に関心を示したが、財務長官のポストのオファーがあれば辞退しない考えだという。

  トランプ大統領に指名されたパウエル現FRB議長の任期は2022年までとなっている。その時点で大統領が同氏を再任させるか他の候補を選ぶ。

  黒人男性であるロジャー・ファーガソン元FRB副議長とアトランタ連銀のボスティック総裁も候補とみられていると、事情に詳しい複数の関係者は話した。ラスキン元財務副長官も財務長官の職を目指して働き掛けを行っているという。

  ブレイナード、ウォーレン、ボスティック、ラスキンの各氏とバイデン陣営の政権移行チームはいずれもコメントを控えた。ファーガソン氏はコメント要請に返答してない。財務長官候補について語った関係者は全員、決定がまだ下されていないことを理由に匿名を条件に話した。

原題:
Fed’s Brainard Seen as Top of Biden’s Treasury Secretary List(抜粋)

(他の候補者に関する情報を追加して更新します)
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