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米共和党、バイデン氏の息子の疑惑再燃図る-新事実乏しく失敗か

  • 上院委員長2人が報告書、ハンター氏に利益相反の恐れと指摘
  • バイデン陣営は報告書を否定、トランプ氏支援が目的と批判

米大統領選投票日まで6週間となる中、上院委員会の共和党委員長2人が民主党候補であるバイデン前副大統領の息子を巡る疑惑の再燃を図った。しかし、委員長らの報告書は、汚職疑惑のあるウクライナのエネルギー会社の取締役を務めていたバイデン候補の息子のハンター・バイデン氏について新たな事実をほとんど示さなかった。

  国土安全保障・政府問題委員会のジョンソン委員長と、財政委員会のグラスリー委員長が23日に公表した中間報告書は、汚職に関わっている新興財閥が所有するブリスマ・ホールディングスの有給の取締役職に当時の米副大統領の息子が就いたことで、ウクライナの汚職撲滅を後押しする米国務省の複数の当局者が「困った」立場に置かれたとしている。

  両委員長は、ハンター氏が政策に影響を及ぼしたり、不正を行ったりしたことを示す事実を示さなかったものの、ハンター氏のこの問題への関与は利益相反の懸念に加え、「犯罪、金融、スパイ防止、恐喝に関する懸念」をも招いていると主張した。

  バイデン陣営のスポークスマン、アンドルー・ベイツ氏は声明で報告書を否定するとともに、特にジョンソン委員長を批判。国土安全保障・政府問題委は本来、新型コロナウイルスへの連邦政府の完全に失敗した対応を監督すべきなのに、同委員長はトランプ大統領の再選キャンペーンを助けるために、かねて誤りであることが証明済みの陰謀説を広める方向に誘導したと指摘した。

Jill Biden,Beau Biden,Hunter Biden

ハンター・バイデン氏

写真家:Pablo Martinez Monsivais / AP Photo

原題:
GOP Tries to Rekindle Hunter Biden Dispute With Few Findings (1)(抜粋)

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