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ドル・円は105円前半で上値重い、株安受け円買いとドル買い交錯

更新日時

東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=105円台前半中心に上値の重い展開。追加経済対策の協議難航などから米景気に対する懸念がくすぶる中、株価の下落を背景にリスク回避に伴う円買いとドル買いが交錯した。

  • ドル・円は午後3時34分現在、前日比0.1%安の105円32銭。一時105円48銭まで強含んだ後、105円29銭まで戻す
  • 円は主要10通貨全てに対して買い優勢。ドルも円とスイス・フラン以外の主要通貨に対し堅調
105円台回復後、もみ合いに転換

市場関係者の見方

ソニーフィナンシャルホールディングスの石川久美子為替アナリスト

  • リスク回避の時に円買いとドル買いのどちらがが強く出るかはそのときによって違うので難しい
  • きのうは米株安でも米金利がほぼ横ばいでドル買いが優勢だったが、リスクオフの流れが続いて米長期金利までしっかり下がってくると円買いの方が強り、ドル・円はおそらく下にいくだろう

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • 米株の調整はまだ終わった感じではないし、リスクオフ警戒局面は続くだろう
  • 今はリスクオフ気味でこれまで売られ過ぎていたドルが買い戻されている局面だが、米金融当局は緩和姿勢を継続するだろうし、株安は円買い材料でもあるので、ドル・円の上値は重い

背景

  • 23日の米株式相場は大幅反落。24日アジア時間の米株価指数先物は一時プラスに転じたが下落し、アジア株はほぼ全面安。日経平均株価は午後に一段安となり、前日比258円安で終了
  • パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長ら米金融当局者は23日、追加経済対策を巡る政治的行き詰まりの中、追加の財政刺激策の必要性を強調
  • 米民主党のホイヤー下院院内総務は同日、追加経済対策を巡る交渉の行き詰まりの打開に取り組むよう下院に要請
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