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アトランタ連銀総裁、一時的混乱の恒久化を懸念-追加財政支援訴え

  • 追加支援なければ永続的な失業増加へ-ボスティック総裁
  • オーランドとニューオーリンズの回復は他地域より長い時間要する

アトランタ連銀のボスティック総裁は23日、新型コロナウイルス感染拡大によるリセッション(景気後退)からの回復が一段と困難になると予想し、追加の財政支援がない限り、永続的な失業が増えるとの懸念を示した。

  ボスティック総裁はアラバマ州ヘイル郡の商業会議所向けのバーチャル講演で、「首都ワシントンと州レベルの政策当局者がこうした支援を打ち出す創造的方法を見いだすと期待する」と述べた。

  総裁発言は、同日下院で追加の財政支援の必要性を指摘したパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の見解に同調するものだ。ボスティック総裁は、「救済策の期限切れを迎える中、一部の一時的混乱が恒久化し得る確率はかなり高い。それは当局が乗り越えねばならないハードルがさらに高くなることを意味する」と述べた。

  総裁はさらに、今回の危機の打撃は低賃金労働者や貧困地域に偏っていると指摘し、飲食店やホテル、観光業で低賃金のサービス職が多数失われたことに言及。アトランタ連銀の管轄地区で特に激しい打撃を受けたのはオーランドとニューオーリンズの2都市で、他地域よりも回復に長い時間を要するだろうと語った。

原題:
Fed’s Bostic Says Temporary Disruptions Could ‘Become Permanent’(抜粋)

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