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Photographer: BEN STANSALL/AFP
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米政権、マスクや検査の予算を「ワープ・スピード作戦」に一部振り向け

An employee works at the Stabilitech laboratory in Burgess Hill south east England, on May 15, 2020 where scientists are trying to develop an oral vaccine for the COVID-19 illness. - The scientists at Stabilitech are one of the teams attempting to develop a vaccine for COVID-19. Ingested in a capsule into the gut, Stabilitech's potential oral vaccine aims to prompt an immune response in mucosal cells in the respiratory system and elsewhere in the body. The firm believes that will be more effective in tackling respiratory illnesses like coronavirus. The British government is touting the country as a global leader in the big-money investment race to find a vaccine for COVID-19. (Photo by BEN STANSALL / AFP) / TO GO WITH AFP STORY BY JOE JACKSON (Photo by BEN STANSALL/AFP via Getty Images)
Photographer: BEN STANSALL/AFP

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トランプ米政権は新型コロナウイルス感染症(COVID19)のパンデミック(世界的大流行)対応で、迅速な治療薬・ワクチン開発を目指す「ワープ・スピード作戦」に、公衆衛生プログラム予算の一部を振り向けていた。政府の監査で明らかになり、連邦議会関係者が関連情報を提供した。

  こうした資金移動により、ワープ・スピード作戦の予算は180億ドル(約1兆9000億円)にまで膨らんだ。これはトランプ政権が公に言及してきた100億ドルをはるかに上回る。

  国家の危機時に医療用品の購入・保管・配布を行う戦略的国家備蓄に割り当てられていた167億ドルから、8月には60億ドルが引き出されていたことが、今月の米政府監査院(GAO)報告の目立たない位置の脚注で開示されていた。これはもともと、パンデミック下で不足した医療用防護服や人工呼吸器、コロナ検査用品の在庫補充に充てられていた資金。この報告ではまた、マスクなどの個人防護具は国家備蓄が大規模に購入したにもかかわらず、引き続き不足していると指摘した。

relates to 米政権、マスクや検査の予算を「ワープ・スピード作戦」に一部振り向け

ワープ・スピード作戦への資金移動についての開示部分

出典:GAO

  ブルームバーグ・ニュースは先週、米厚生省はワープ・スピード作戦の資金として米疾病対策センター(CDC)から7億ドルを引き出したと報じた

Operation Warp Speed Deals

  厚生省はブルームバーグ・ニュースに対し、ワープ・スピード作戦の資金源やこれまでの拠出確定分について詳しい説明を控えた。同省の報道官は、100億ドルおよびその他の柔軟な資金調達については、公式ウェブサイトの概説を参照するよう促し、同作戦に基づき民間提携先に割り当てた資金は約100億ドルだと説明した。

原題:
Trump Redirects Testing, Mask Funds to Boost Vaccine War Chest(抜粋)

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