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ユーロ圏経済、9月は失速-新型コロナ感染再拡大で懸念広がる

  • 9月のPMIは50.1に低下、エコノミスト予想に大きく届かず
  • 製造業は前月比上昇も、サービス業は再び縮小の領域に低下

ユーロ圏の経済活動は9月に入り停滞した。新型コロナウイルスの感染再拡大に対する消費者の懸念や、再拡大を封じ込めようと政府が制限措置を再び導入したことが背景にある。

  IHSマークイットが23日発表した9月のユーロ圏総合購買担当者指数(PMI)は50.1と、前月の51.9から低下。ブルームバーグが調査したエコノミスト予想を大きく下回った。同指数では50が拡大と縮小の境目を示す。

  ロックダウン(都市封鎖)明けに見られた当初の景気回復は予想を上回る強さだったが、長期的な回復ペースを示すものではなかったことがあらためて浮き彫りになった。経済活動は依然としてコロナ禍以前の水準を回復しておらず、全面的な回復への道のりは長い。多くのセクターが今も苦戦している。  

The euro-area’s economic recovery stalled this month

  今回のPMIでは製造業が伸びる一方、サービス業は再び縮小の領域に逆戻りするなど、新型コロナの影響は業種間でばらつきがあり、回復ぶりに二極化が見られていることが明らかになった。ドイツとフランスでも明暗が分かれた。

  制限措置の再導入やイベント中止などでサービス業の打撃は一団と深まる恐れがある。英国政府はバーやレストランの営業時間を午後10時までと定め、労働者に促していたオフィス勤務への復帰を一転、可能な限りの在宅勤務を呼び掛けた。

原題:Europe’s Economic Revival Put on Hold by Virus Resurgence (1)(原題)

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