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ECBメルシュ氏「緊急購入の機能は危機に限定」-為替動向を注視

  • 他の資産購入プログラムに拡大適用しようとすれば法的問題が生じる
  • 為替の動きがインフレおよび生産指標の一部に影響したことは明らか

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ理事は、新型コロナウイルス危機に対応し導入した「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP、総額1兆3500億ユーロ=約166兆円)」について、「非常手段」を他の資産購入プログラムに拡大適用しようとすれば、法的問題が生じる危険があると語った。

  メルシュ理事はECB本部で行われたブルームバーグ・ニュースとの21日のインタビューで、「パンデミック(世界的大流行)は終わったが、パンデミックプログラムを継続するとか、PEPPの機能を資産購入プログラムに移すと言うことはできない」と発言した。

  同理事はユーロ圏経済について、「新たな情報を見る限り、少なくとも物価と生産の領域でさらなる悪化を示唆するものは何もないと思う」と発言。「現時点では基本シナリオに近づくように見え、医療情勢が悪化しなければ、上振れのシナリオにやや近づく結果になる可能性もありそうだ」と予想した。

  メルシュ氏は為替レートに関しては、「最近の動きがインフレおよび生産指標の一部に統計的影響を及ぼしたことは明らかだ」とした上で、「われわれが物価の安定に積極的にコミット(関与)している以上、今後も間違いなく注視していく」と述べた。

contentious arguments ahead

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Changing Outlook

Mersch says recent data could put recovery trajectory between scenarios

Source: ECB

原題:ECB Must Limit Emergency Powers to Temporary Crises, Mersch Says、

ECB’s Mersch Says Emergency Powers Must be Temporary: Interview(抜粋)

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