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ドル・円は小幅高、米株市場の安定を好感-豪ドルは利下げ期待で下落

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=105円台前半で小幅高。連休中に104円ちょうどまで下げる要因となった米株安に一服感が出たことを好感した。オーストラリアドル相場はオーストラリア準備銀行(中央銀行)による利下げ期待が高まり売りが優勢。ニュージーランドドル相場はニュージーランド準備銀行(中央銀行)の政策決定を受けて上下に振れた。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時4分現在、前日比0.2%高の105円10銭。ここまでの取引では、104円88銭を安値に一時105円20銭まで上昇
  • ユーロ・ドルは前日比0.2%安の1ユーロ=1.1688ドル。ユーロ・円はほぼ変わらずの1ユーロ=122円84銭
  • 豪ドル・ドルは前日比0.5%安の1豪ドル=0.7136ドル。NZドル・ドルは0.3%安の1NZドル=0.6613ドル

市場関係者の見方

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター:

  • 株安主導の円買いで104円ちょうどを付けたが、株価が安定していくとみられる中で下値リスクは遠のいている
  • 株安の最中でも米金利は横ばいで推移しており、米金利との相関で見るとドル・円のフェアバリューは106円ちょうど付近。大統領選を控えて動きづらい中で、105円台中心の狭いレンジでの動きに
  • 基調としてのドル安は変わらないものの、気になるのはユーロや豪ドルがチャート的に下値リスクがあること。豪中銀は小幅な利下げを織り込み始めているほか、ユーロもユーロ高に対する懸念が示されて調整地合いに

外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長:

  • ドル・円は連休明けで104円台を買い遅れた向きの買いが押し上げも、一巡後は動きが一服。オセアニア通貨や欧州通貨が下げる中で、ドル高・円高に対してその他通貨となっており、目先はレンジになりやすい
  • NZ中銀の政策発表を受けたNZドルの一時上昇は、マイナス金利導入についてすぐに、という切迫感がなかったことでいったんの買い戻しに
  • 豪ドルは、前日のデベル豪中銀副総裁の発言を受けて年内の小幅利下げが織り込まれているところに、豪銀の10月利下げ予想などで下落。オセアニア通貨全体の重しに
  • 欧州通貨は欧州中央銀行(ECB)の通貨高懸念や欧州での新型コロナ感染拡大などから欧州通貨安・ドル高の流れになり始めている
ドル・円は連休中に104円ちょうどまで下落も下げは一服

背景

  • ニュージーランド中銀は23日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を過去最低の0.25%に据え置くことを決定
  • 豪ウエストパック銀行は豪中銀が10月6日の会合で、政策金利や3年国債利回り目標を0.1%に引き下げると予想
  • 豪中銀のデベル副総裁は22日、マイナス金利やさらなる国債買い入れ、為替介入などの政策オプションを挙げた
  • イギリスでは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、イングランドを対象とした新たな行動制限措置を24日から導入
  • 日経平均株価は前週末比13円安で取引を終えた
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