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米J&J、コロナワクチン大規模治験を開始-1回接種で効果と期待

  • 被験者登録が予定通りに進めば年末に結果判明も-ストッフルズ氏
  • 先行する他社に追随し試験計画の詳細公表へ

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は最大6万人を対象する新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンの臨床試験を開始した。1回の接種で効く可能性があるコロナワクチンの米国での大規模治験は初めて。

  米国でコロナワクチン候補を最終段階の臨床試験に進めたのはJ&Jで4社目。被験者登録が予定通りに進めば、年末にも結果が判明する可能性があり、効果が確認されれば来年の早い時期の緊急使用許可(EUA)申請に道が開かれ得ると、ポール・ストッフルズ最高科学責任者は述べた。

  ストッフルズ氏は22日の報道機関との電話会見で、初期段階の研究から得られた有望な結果を挙げ、「われわれは1回の接種が極めて有効であると確信している」と語った。

  今回の試験ではワクチンをプラセボ(偽薬)と比較し、中等度から重度のCOVID19症例を減らすことの証明を目標としている。ストッフルズ氏によると、J&Jは試験計画の詳細を23日に公表する予定。ワクチン試験で先行するファイザーモデルナ、アストラゼネカも計画の詳細を既に開示している。

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  米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、「世界のニーズを満たすには複数のCOVID19ワクチンのレジメンが必要となる公算が大きい」と指摘。J&Jのワクチンが「1回の接種で感染から守れることを示せば、パンデミック(世界的大流行)の制御で特に有用な可能性がある」と発表文でコメントした。

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  1回接種のワクチン治験は、2回接種の治験よりも短い時間で完了する可能性もあるという。

原題:Johnson & Johnson Begins Giant Trial Testing One-Dose Covid Shot(抜粋)

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