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CLOを敬遠、米連邦準備制度は全てを救えず-ルーミスのファス氏

  • 米国債や投資適格級の社債を選好している-インタビュー
  • 「中小企業の廃業が増える中で、デフォルト確率が上昇している」

米ルーミス・セイレスのダン・ファス副会長が1950年代に海軍で学んだ航海術は必要以上に岩礁に近づくなということだった。

  ローン担保証券(CLO)の相場が回復し始める中で、86歳のファス氏がCLOに引き続き慎重な理由はこれだ。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続く今、海軍の航海原則は依然として有益だと考えている。

Loomis Sayles & Co. Vice Chairman Dan Fuss Interview

ダン・ファス氏

  ファス氏はインタビューで、自身のファンドができるだけ流動性を維持し、米国債や投資適格級の社債を選好していると明らかにし、「中小企業の廃業が増える中で、デフォルト(債務不履行)確率が上昇している」と指摘。CLOの「現行価格がこのことを反映しているとは思わない。私が運用している口座で、われわれはCLOを一切保有していない」と述べた。

  「米連邦準備制度は国債市場もしくは高格付け社債市場で流動性の問題が生じることを望んでいないと明確にしている」と説明、連邦準備制度は「残念ながらプライベート市場の融資を引き受けることはできない」と話した。

Leveraged loans trail in uneven Fed-induced recovery

原題:Dan Fuss Shuns CLOs in His Funds as Fed Can’t Save Everything(抜粋)

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