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ジョンソン英首相、制限措置再導入-ロックダウンとは「異なる」

更新日時
  • 在宅勤務を再度要請、レストランなどは午後10時に営業終了
  • 早いうちに手を打てば手遅れになるなくて済むと英首相

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ジョンソン英首相は22日、国民に対し、新型コロナウイルスの感染再拡大により「今後数カ月間、困難に直面するのは疑いない」と警告し、さらなる感染拡大阻止に向け新たな制限措置を守り、できる限り在宅で勤務するよう呼び掛けた。

  ジョンソン首相は国民に向けたテレビ演説で、国民1人1人が責任を果たさなければ、英国の「死者は大幅に増え、より多くの家族が愛する人たちを失う」恐れがあると発言。「新型コロナ感染が悲劇的なのは、軽くせきをするだけで誰かを死に至らしめる可能性があるということだ」と指摘した。

  ジョンソン政権は、24日からレストランやバーに午後10時に営業を終了するよう命じたほか、来月から予定していたスポーツイベントの観戦再開を取りやめた。

  ジョンソン首相は、マスクなどの着用を義務付けられている場所での罰金を引き上げるなどルールの施行を強化するとし、今後、状況が悪化すればさらに厳格化する意向を示した。

  同首相は「英国が再び全国的なロックダウン(都市封鎖)を余儀なくされれば、仕事や生活の糧だけでなく、われわれ全員にとってなくてはならない触れ合いをも失う恐れがある」と述べた。またテレビ演説に先立ち、首相は議会に対し、制限措置は「恐らく6カ月続く」との見通しを示した。

  ジョンソン首相はこの制限措置について、3月に導入した全国的なロックダウンとは異なり、経済の大半は引き続き活動するとし、「早いうちに手を打てば手遅れにならなくて済むという考えで動いている」と説明した。首相は議会でも、今の段階で制限措置を講じれば、「後に避けられないはるかに厳格かつ犠牲の大きな制限措置から経済を守ることができる」と主張していた。

原題:U.K. Told to Work from Home for Next Six Months as Virus Spreads(抜粋)

(ジョンソン首相のコメントなどを追加して更新します)
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