コンテンツにスキップする

英中銀総裁、マイナス金利近く導入する状況にない-検証には時間必要

  • ベイリー総裁発言後にポンドは0.8%安から急回復、一時下げ消す
  • 7ー9月の回復は予想より若干良好も、「極めて大きなばらつき」

イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は、新型コロナウイルスの新規感染症例が増加し英国経済の下振れリスクを強めているものの、マイナス金利の導入が近い状況ではないと述べた。

  ベイリー総裁は22日行われたウェビナーで、英中銀は利下げを「じっくりと検討」しており、マイナス金利も政策手段の選択肢にあると言明。一方、予定されているマイナス金利を巡る技術的な作業は、導入を示唆するシグナルというよりも、実際に導入が可能なのかどうかを検証するものだと説明した。

  この発言を受けてポンドは急反発。一時0.8%安の1.2713ドルまで下落していたが、0.2%高の1.2838ドルまで切り返した。

Pound pares declines after Bailey's comments

  同総裁のウェビナー開始前には、英政府がこれまでの職場復帰を促す流れから一転、可能ならば在宅勤務に戻るよう求めた。

  ベイリー総裁は、コロナ禍以前と比べて英国の経済規模は依然7-10%小さいと指摘し、今後も「困難な課題」が待ち受けていると述べた。

  また、7ー9月(第3四半期)の景気回復はこれまでのところ速やかに進んでおり予想よりも若干良好だが、「極めて大きなばらつき」があり、失業率も発表されている以上に高いとの見解も示した。

原題:BOE’s Bailey Plays Down Chance of Negative Rates on Virus Risks、Pound Rises From Two-Month Low on Bailey Comments: Inside G-10(抜粋)

  

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE