コンテンツにスキップする

【米国市況】S&P500が6週ぶり安値、ハイテク売り-原油4日続伸

18日の米株式相場は続落。ハイテク株を中心に売りが続き、S&P500種株価指数は約6週間ぶりの安値となった。ドルは堅調、米国債はほぼ変わらず。

  • 米国株は続落、ハイテク株の売り続く
  • 米国債はほぼ変わらず、10年債利回り0.70%
  • ドル指数が小幅高、リスク資産への需要弱まる
  • NY原油、4日続伸-週間では6月以来の大幅高
  • NY金、週間で2週続伸-コロナ感染拡大とFOMC会合を意識

  S&P500種は3日続落。株価指数と個別株の先物とオプション取引が期限を迎える四半期ごとの「クアドルプル・ウィッチング」に当たり、もみ合う場面が目立った。同指数が50日移動平均を割り込むと下げ幅を拡大した。

  ナスダック100指数も同平均を下回って終了した。オラクルは小幅安。米政府が動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の新規ダウンロードおよび更新を禁じると発表したことが背景にある。国家安全保障上の懸念については11月12日を解決策の期限にした。アップルとマイクロソフトもナスダック総合指数を圧迫した。

  S&P500種は前日比1.1%安の3319.47で終了。ダウ工業株30種平均は244.56ドル(0.9%)安の27657.42ドルで終えた。ナスダック総合指数は1.1%安。ニューヨーク時間午後4時41分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.70%。

  ニューヨーク・ライフ・インベストメンツのエコノミスト兼マルチアセット・ポートフォリオ・ストラテジスト、ローレン・グッドウィン氏は「投資家は異常に強い不透明感に直面する一方、相場上昇が続いて収益の機会を逃すのではないかという不安にもさいなまれている」と指摘した。

S&P 500, Nasdaq 100 both close below their 50-day moving average lines

  外国為替市場ではドル指数が小幅高。リスク資産への需要が弱まり、米国株が軟調になったことがドル買いを誘った。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。ドルは対円で0.1%安の1ドル=104円59銭。対ユーロではほぼ変わらずの1ユーロ=1.1844ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は4日続伸。週間ベースでは6月以来の大幅高となった。石油輸出国機構(OPEC)諸国に非加盟の主要産油国を加えた「OPECプラス」に関して、サウジアラビアが協調減産違反国を糾弾したことなどが背景にある。週初は、OPECによる需要見通しの下方修正などを受けて下落していた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は14セント(0.3%)高い1バレル=41.11ドル。週間では10%高となった。ロンドンICEの北海ブレント11月限はこの日、15セント下げて43.15ドル。週間では8.3%上げ、6月以来の大幅上昇。

  ニューヨーク金先物相場は反発。週間ベースでは2週続伸となった。今週は新型コロナウイルス感染拡大の状況や連邦公開市場委員会(FOMC)会合が意識された。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は12.20ドル(0.6%)上昇の1オンス=1962.10ドル。週間では0.7%上げた。

原題:Stocks Hit Six-Week Low as Tech Slide Accelerates: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Climbs as U.S. Equities Falter; Yen Advances: Inside G-10

Oil Has Best Week Since June After Saudis Defend Market Recovery

PRECIOUS: Gold Posts Second Weekly Gain as Dollar Steadies

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE