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ドイツ、均衡財政2年連続棚上げ-来年は962億ユーロ新規借入れ計画

ドイツ連邦政府は来年962億ユーロ(約11兆9000億円)を新規に借り入れる計画だ。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が引き起こしたリセッション(景気後退)から、財政出動を通じて抜け出すことを目指す。

  メルケル連立政権は長く堅持してきた均衡財政政策を3月に棚上げ。今年の新規債務は過去最大の2180億ユーロほどに膨らむ見通しだ。これは国内総生産(GDP)の約6%に相当する。基本法(憲法)で規定されている連邦債務に関する制限は、2021年も2年続けて停止され、同年の総選挙を控えてショルツ財務相は引き続き緩和的な財政運営が可能となる。

  新規債務は2022年からは大幅に削減され、借り入れ制限も復活する見通し。新規の借り入れは段階的に減少し、22年は105億ユーロ、23年は67億ユーロ、24年は52億ユーロになると予想されている。この目標額達成には増税や歳出削減などの追加措置が必要となる。

  これらの数字は政府高官が18日明らかにした政府財政計画の一部。高官は規則だとして匿名を条件に語った。この計画は23日の閣議で承認され、今月末に議会審議が始まるという。

Fiscal Firepower

Germany's public debt ratio as share of economic output

Source: Eurostat, Bundesbank estimate

原題:
Germany Planning New Borrowing of 96.2 Billion Euros Next Year(抜粋)

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