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債券小幅高、円高懸念で買い圧力-流動性供給入札は無難通過

債券相場は小幅高。東京外国為替市場では円高懸念がくすぶる中、リスク回避の動きが意識されやすく、債券へ買い圧力がかかった。一方、この日に実施された流動性供給入札は無難な結果となり、相場への影響は限られた。

  • 新発5年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.12%と、8月5日以来の低水準
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.01%
  • 長期国債先物12月物の終値は3銭高の152円08銭。買い先行で取引を開始し、一時152円14銭まで上昇

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 海外中銀の緩和策強化姿勢や円高傾向がサポート要因
  • ただ、10年債利回りがゼロ%に近づくなど金利水準が下がっているため、投資妙味自体は少なくなっている
  • 中間決算期末のタイミングで高値つかみをしたくないというムードが強く、上値は限定的

流動性供給入札

  • 対象は残存期間1年超5年以下
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.56倍、同年限の前回倍率は3.76倍
  • SBI証の道家氏
    • 事前に中期ゾーンの金利が低下していたため不安はあったものの、発行量が少ないこともあり無難に通過
    • 相場のかく乱要因にはならなかった
  • 備考:過去の流動性供給入札の結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.145%-0.120%0.010%0.390%0.585%0.615%
前日比横ばい-0.5bp横ばい横ばい横ばい横ばい
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