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UBS、中国の資産運用で事業・採用拡大検討-外資勢の競争激化

  • 中国は開放推進-ブラックロックが外資保有としては初の投信認可
  • UBSアセットは17年以降で中国の従業員を倍増-さらに増やす計画

スイスのUBSグループは中国の資産運用ビジネスを拡大させる選択肢を検討している。100兆元(約1548兆円)規模の同市場でトップの座を守るため、規制緩和を生かしていく。

  UBSなどの外資勢は今年の規制緩和によって中国国内の投資信託合弁で全額出資が認められたり、提供する商品の拡充に向けて地場銀の資産運用部門との提携を探ったりできるようになった。

  UBSアセット・マネジメントのアジア太平洋責任者、レイモンド・イン氏は上海拠点から取材に応じ、「いかなる機会も逃さない」と具体的な計画には言及せずに表明。「トップの座を維持するため中国市場への投資は続ける」と話す。

Raymond Yin

レイモンド・イン氏

  中国は国内金融業界や資本市場の開放を進めており、米国との対立が激しくなる中でもグローバル企業を呼び込んでいる。各社はこうした機会を生かし、世界最大の運用会社ブラックロックはこの1カ月で外資保有としては初の投信認可と資産運用合弁の承認を得た。

  外資間の競争激化は先行者利益を享受してきたUBSなどには圧力となりつつある。上海を拠点とするコンサルティング会社Zベン・アドバイザーズによると、UBSは今年、大中華圏ファンドで9.1%の市場シェアを持つ最大のグローバルマネジャーとなった。2018年は5.1%だった。

  次の動きに関する最終判断に関係なく、UBSアセットは今後数年、17年以降で40人超へと倍増した中国の従業員数を2桁増やしていく計画だとイン氏は述べた。

原題:
UBS Mulls China Expansion, New Hires for Asset-Management Unit(抜粋)

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