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【債券週間展望】長期金利は低下、円高や好需給が支援材料

9月第4週(23日-25日)の債券市場では長期金利が低下する展開が予想されている。為替相場の円高や需給の良さが支援材料とみられている。一方で、10年債は利回りがゼロ%に接近しており上値は重くなるとの見方もある。

市場参加者の見方

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 米金融緩和政策の長期化見通しを背景に為替市場で円高圧力が続いており、債券相場はしっかりした動きとなろう
  • 40年債入札は生保や年金資金の需要が見込まれ消化に問題ないだろう
  • 将来的な国債増発は引き続き警戒されようが、今月の主要年限の国債入札は終了しており目先の需給環境は良好だろう
  • 長期金利の予想レンジはマイナス0.01%~0.03%

◎SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 為替相場の円高が進めば支援材料になるが、10年債利回りはゼロ%に接近しており上値は重くなろう
  • 償還絡みの資金の手当はすでに終わっており、期末近くで投資家も上値づかみはしたくないだろう
  • 大きな材料もなく小動きの展開を予想
  • 長期金利の予想レンジはゼロ%~0.02%

国債入札予定

対象年限発行予定額
24日40年債5000億円程度

日銀オペ予定

対象年限直近の通知額
23日1-3年4200億円
3-5年3500億円
5-10年4200億円

主な材料

  • 23日:黒田日銀総裁が大阪経済4団体共催懇談会(オンライン形式)に出席、終了後に記者会見
  • 24日:日銀金融政策決定議事要旨(7月14・15日分)
  • 24日:月例経済報告(9月)
  • 24日:ムニューシン米財務長官とパウエルFRB議長が上院銀行委員会で証言
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