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【欧州市況】反落、FOMC後に慎重な見方広がる-英国債が上昇

17日の欧州株は反落。前日までここ1カ月で最長の連騰を続けていた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が米国の景気回復見通しについて不透明感を強調したことから、投資家の間に慎重な見方が広がった。

  ストックス欧州600指数は0.5%安。業種別19指数は2指数を除き全て下落。銀行や鉱業が特に売られた。米連邦公開市場委員会(FOMC)は前日、少なくとも2023年いっぱいはゼロ付近の金利を維持することを示唆した。新たな政策発表はなかった。

  シティ・インデックスのマーケットアナリスト、フィオナ・シンコッタ氏のリポートによれば、「米金融当局が追加刺激策の投入をためらっていることに対するいら立ち」が市場で見られる中、株式市場はリスクオフに動き、ドルは上昇した。

Stoxx 600 closes above the 200-day moving average hurdle

  欧州債市場では、イングランド銀行(英中央銀行)の政策判断を受け、英国債の利回り曲線が著しくブルフラット化した。イングランド銀は17日、政策金利を据え置き、債券購入プログラムの規模を維持することを決めた。同時に、マイナス金利の導入方法について年内に英健全性規制機構(PRA)と「体系的調整」を開始する方針も明らかにした。

  短期金融市場では来年2月にイングランド銀が10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げすると織り込んでいる。この日の10年債利回りは3bp下げて0.18%だった。

  ドイツ債は上げ幅を削る展開。イタリア債は小幅高で取引を終えた。

  ドイツ10年債利回りは1bp下げてマイナス0.49%。フランス10年債利回りは1bp低下してマイナス0.23%。イタリア10年債利回りは1bp下げて0.96%。

原題:European Stocks End Positive Spell, Dipping After Fed Update(抜粋)

Gilts Bull-Steepen on Negative-Rate Bets: End-of-Day Curves(抜粋)

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