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米司法長官、人種差別反対運動を批判-ロックダウンは人権侵害

  • BLM運動の抗議者は政治的な「道具」が欲しいだけ
  • 人種差別問題などの解決策を導き出そうとしているのは米政権当局者

バー米司法長官は人種差別反対運動「ブラック・ライブズ・マター(BLM)」について、黒人の命を重視しているのではなく、警察官の手によって命を落としたアフリカ系米国人を「道具」として利用し、政治的な主張を通すことが目的だと述べた。

  バー長官は16日夜、バージニア州アーリントンで行われた憲法に関する行事に出席し、「抗議者は黒人の命に関心があるわけではない。道具として関心があるのだ」と発言。「警察との衝突によって殺される黒人は通常、年間十数人にも満たない少数だ。抗議者はより幅広い政治的主張を達成するために、命を落とした黒人を道具として利用し得る」と述べた。

  長官はまた、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、複数の州がロックダウン(都市封鎖)措置を講じていることについて、奴隷制以来の「米国史上において、市民の自由への最も重大な侵害」と表現した。

  さらに、人種的マイノリティーが警察に命を奪われる問題によって、黒人同士で起きる犯罪という問題が目立たなくなっているとの考えを示唆。構造的な人種差別問題や抗議運動の原因となっている問題の解決策を導き出そうとしているのは最終的にはトランプ米政権の当局者だとの認識を示した。

原題:Barr Slams ‘Black Lives Matter,’ Compares Lockdown to Slavery(抜粋)

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