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日本株は反落、FOMC消化や円高進行-自動車や電子部品安い

更新日時
  • FOMC、少なくとも3年間は政策金利をゼロ付近で維持と示唆
  • 為替は105円近辺で推移、日銀は金融政策の維持を決定

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17日の東京株式相場は反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた米国株反落や為替相場の1ドル=104円台までの円高進行が嫌気され、自動車や電子部品などの輸出株が売られた。日銀金融政策決定会合は想定通りの金融政策の維持で市場の反応は薄かった。

  • TOPIXの終値は前日比5.95ポイント(0.4%)安の1638.40
  • 日経平均株価は156円16銭(0.7%)安の2万3319円37銭

<きょうのポイント>

  • FOMC、少なくとも3年間は政策金利をゼロ付近で維持と示唆
    • 予想より速いペースでの米景気回復が継続するか確信していない-パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長
    • S&P500反落、ハイテク売りとFRB議長発言で
  • ドル・円相場は1ドル=105円前後、一時104円台まで円高進行
  • 日本銀行:金融政策を現状維持、景気判断は引き上げ-政策決定会合

  三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは、日銀会合の結果を受けた相場の反応は限定的だったと話す。取引時間終了後に控える総裁会見で、「菅新政権になって金融政策をどう進めていくのか、黒田総裁の見解を改めて確認するまでの材料待ちとなっている」と説明した。

  野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、FOMCを受けた米株市場の反応を見るとハイテク株への買いは休止しつつ、循環的に買われてきた景気敏感株だけでも上昇できない「踊り場的相場に変わってきた」とみる。これを受けて今後は景気敏感株の比重の高い日本株の上値も重くなりそう。さらに、為替が円高に進んだことは日本株にマイナスと述べた。

  • 東証33業種では陸運、空運、非鉄金属、鉄鋼、輸送用機器が下落
  • 倉庫・運輸、繊維製品、海運、小売業は上昇
TOPIXの推移
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