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JPモルガン、ジュニアトレーダー通勤でウーバー認めず-関係者

更新日時
  • セールス&トレーディングのジュニアスタッフは今後利用認められず
  • 行員が安心して通勤できるよう今年導入した方針を転換したと関係者

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米銀JPモルガン・チェースは、セールス&トレーディングのジュニアスタッフが、通勤のためにウーバー・テクノロジーズの配車サービスを会社負担で利用することを今後認めない方針だ。

  新型コロナウイルス感染拡大の下で、オフィスに行員が安心して通勤できるよう今年導入した方針を転換した。

  内部方針であることを理由に事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件に語ったところでは、今回の変更はマネジャーによって行員らに先週伝えられた。JPモルガンではニューヨークとロンドンのオフィスに多数の行員が復帰を予定しており、シニアトレーダーには来週までにオフィスに戻るよう指示が出た。

  同行の広報担当者ブライアン・マーキオニー氏はコメントを控えている。

  JPモルガンは、新型コロナの感染拡大が始まった直後から、行員らが公共交通機関を使わずに済むようマネジングディレクターより職位の低いトレーダーがウーバーやタクシーを通勤で使う場合、代金を払い戻す制度をスタートさせた。

  ただ、より職位の高いトレーダーが徒歩あるいは自動車を運転し、職場に向かうケースもあったという。

  ニューヨーク市当局は乗客にマスク着用を義務付けるなど地下鉄を清潔で安全に保つ対策を強化している。関係者の1人によれば、正常化に向けた市の取り組みは、JPモルガンが同じようにパンデミック(世界的大流行)以前の方針に戻る正当な理由付けになるとの考えが銀行内部にあるという。

  一部の関係者によると、出勤方法の方針変更に伴い、多数のジュニアスタッフの間で、地下鉄やバスの利用への不安が広がっている。

原題:JPMorgan Stops Paying for Junior Traders to Take Uber to Work(抜粋)」

(方針転換の背景などを追加して更新します)
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