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きょうの国内市況(9月16日):株式、債券、為替市場

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●日本株反発、想定以上の景気回復好感や新内閣に期待-情報通信高い

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  東京株式相場は反発。ドル円相場が1ドル=105円台の前半にさしかかっていることが重しとなり小幅安で取引を開始したが、米国や欧州の経済指標の予想以上の回復や新内閣への期待が相場を支えた。米国市場でナスダック銘柄に資金が戻ってきた流れを受けて情報・通信や医薬品が買われ、自動車株や銀行株は下落した。

  • TOPIXの終値は前日比3.51ポイント(0.2%)高の1644.35
  • 日経平均株価は20円64銭(0.1%)高の2万3475円53銭

  大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは、NY連銀製造業景況指数を見ても受注は前月のマイナスから大きく改善し、「製造業の活動がしっかり戻っていることが確認できた」と話す。世界景気の想定以上の回復が着実に進んでいることと新内閣への期待が日本株にポジティブに働くとの見方だ。

  • 東証33業種では情報・通信、医薬品、食料品、小売り、精密機器が上昇
  • 空運、ゴム製品、海運、銀行、輸送用機器が下落 

●中期債が小幅高、需給改善期待で買い-日米金融政策会合控え上値限定

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  債券市場では中期債が小幅高。日本銀行が実施した国債買い入れオペや国庫短期証券1年物入札の結果で、需給の良さが示されたことから買いが優勢となった。一方、あすにかけて日米で発表される金融政策を見極めたいとの姿勢が強く、積極的な取引は手控えられた。

  • 新発5年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.11%と、8月7日以来の水準に低下
  • 新発2年債利回りは一時マイナス0.15%と、7月以来の低水準
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.015%
  • 長期国債先物12月物の終値は1銭安の151円99銭。午前に151円96銭まで下げた後、午後は日銀オペ結果などを受けて152円5銭まで上昇したものの、引けにかけて伸び悩み

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 日銀オペの結果で残存5-10年がやや強かったことから、中期債が引っ張られた面ある
  • 短期国債1年物入札も強めの結果となり、しっかりとした需給環境が確認されたことも下支え要因
  • ただ、日米の金融政策決定会合を控えて追加の材料待ちといった状況で、大きくマーケットを動かす材料にはなっていない
  • 菅義偉新首相の下でアベノミクスの課題だった成長戦略や規制改革が進展するとの期待感あり、景気にはブル寄りで金利レンジがやや上方にシフトする要因になる可能性も

日銀オペ

  • 対象は残存期間1ー3年、3ー5年、5ー10年。買い入れ通知額はいずれのゾーンも前回から据え置き
  • 応札倍率は5-10年が2.21倍と前回から低下し、売り需要の弱まりを示唆。一方、1-3年は3.77倍、3-5年は2.73倍と、ともに前回から上昇

●ドル・円は105円前半、FOMC控え米ゼロ金利長期化観測が重しに

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=105円台前半で弱含み。海外時間に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて、米超低金利政策長期化への期待や持ち高調整に伴うクロス円(ドル以外の通貨の対円相場)での円買いが重しとなった。

  • ドル・円は午後3時17分現在、前日比0.1%安の105円37銭。105円44銭を日中高値に一時105円25銭まで軟化する場面も
  • 円は主要10通貨中、7通貨に対して上昇。ユーロ・円は一時1ユーロ=124円53銭と0.3%のユーロ安・円高

外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長

  • ニューヨーク市場でクロス円が崩れてドル・円も下げた流れが続いている。FOMCを前にした持ち高調整もあるだろうし、基本はドル売りだが、これまで上げていたものが下げている感じ
  • FOMCで2023年もゼロ金利の維持が示されるとの見方でドルが売られている面もあるが、ここまで市場の織り込みが進むと「期待で売って事実で買い戻す」という芽も出てくる。ドル安継続というよりは、ドルが買い戻されるイベントになりがちか
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