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英政府、エヌビディアのアーム買収計画巡り条件付けを検討-関係者

  • 国内での雇用と本社所在地について条件を付けることを検討中
  • ソフバンクGも16年のアーム買収時に従業員の少なくとも倍増を約束

コンピューター・グラフィックス(CG)用半導体製造で最大手の米エヌビディアによる英アーム買収計画について、英政府は英国内で雇用を維持する条件を付けることを検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  関係者が協議の非公開を理由に匿名で語ったところでは、英当局は400億ドル(約4兆2200億円)規模の今回の買収計画を阻止する可能性は低い。ただ、英国で約3000人の雇用維持と本社を引き続きケンブリッジに置くことが焦点となる見込みだ。

  現在の親会社であるソフトバンクグループも2016年にアーム買収で合意した後で、英国の従業員数を5年間で少なくとも倍増させることを約束した。

  英国は国家安全保障などの観点から買収計画に介入できる。関係者によると、条件を付けるとしても政府がそれを決定するまでに最長2カ月かかる可能性がある。

  英デジタル・文化・メディア・スポーツ省の報道官は「買収が英国に重大な影響を及ぼす可能性がある場合、調査を進め適切な措置を講じることをためらわない」とコメントした。

  エヌビディアとアーム、ソフトバンクGの担当者にコメントを求めたが、すぐには返答が得られなかった。

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原題:U.K. Said to Weigh Conditions for Nvidia’s $40 Billion Arm Deal(抜粋)

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