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JPモルガンのダイモン氏が忠告、在宅勤務のダメージは長期化へ

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皆そろそろオフィスに戻る時期だと、JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は考えている。

  長引く在宅勤務で経済・社会的なダメージが広がっているとダイモン氏は指摘。各国政府はかつての性急な経済活動再開というミスから学びつつ、慎重ながらも活動を再開させることに集中するべきだと述べた。同氏は6月からJPモルガンのオフィスで仕事をしている。

  ダイモン氏は15日にシンガポール・サミットのバーチャル討論会に参加し、「職場に戻るのは良いことだ」と指摘。「慎重に活動を再開し、全ての人のために経済を成長させられるかどうかを見極める」ことは理にかなっていると論じた。

  キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズ(KBW)の13日付顧客リポートによれば、ダイモン氏はKBWのアナリストと会合し、JPモルガンでは在宅勤務の影響で従業員の生産性が低下したと指摘していた。

  ダイモン氏は15日、若手従業員の間で「疎外感」が広がっており、社会全般でも人々が自宅から出ないことのダメージはずっと大きいと懸念を語った。

  ダイモン氏は「そうしたことに極めて細かく対処していかなければ、うつ病や薬物の過剰摂取で死ぬ人は増えかねない」と指摘。ロックダウン(都市閉鎖)中にまん延した社会問題は、「再び景気が悪化した場合」に増幅する恐れがあると警告した。

原題:Dimon Sees Lasting Damage If Workers Don’t Return to Offices (1)(抜粋)

(最終段落にダイモン氏のコメントを加えます。)
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