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パネッタECB理事、インフレ見通しを引き続き注視する必要がある

  • 為替レートの動向含めて経済指標の慎重な分析が必要
  • ユーロ圏の見通し、根強く残る強い不確実性によって今も不透明

欧州中央銀行(ECB)のパネッタ理事は、ECBは責務を果たすためにも引き続きインフレ見通しを注視し、必要に応じて行動できるよう備えておく必要があると述べた。

  パネッタ氏は15日の会見で、政策当局者は為替動向を含めてあらゆる経済指標を慎重に分析していくと述べ、根強く残る強い不確実性によってユーロ圏の見通しは今も不透明だと続けた。

Euro-area prices see first year-on-year decline since 2016

  同氏は「ECBの金融政策手段がもたらした結果は素晴らしいが、物価上昇圧力やインフレ期待は抑制された状態が続くとみられており、完全に満足しているわけではない」と述べた。

  さらに「労働市場環境が悪化するリスクが家計の支出に重しとなっている。バランスシートの脆弱(ぜいじゃく)さは信用供給に影響を及ぼし、企業の投資を減少させる恐れがある」と述べ、「全体的に見てリスクは引き続き下振れだ」と指摘した。

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