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ドル・円は105円台後半、リスクオンのドル売り重し-豪ドルは上昇

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=105円台後半で弱含み。米株高や市場予想を上回る中国経済統計を受けてリスク選好度が高まり、ドルは円以外の主要通貨に対しても安い。オーストラリアドルはオーストラリア準備銀行(豪中銀)の政策決定会合の議事要旨で為替相場の現状を追認したことが買い材料視された。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時7分現在、前日比0.1%安の105円66銭。ここまでの取引では105円75銭を高値に一時105円61銭まで下落
  • 豪ドル・ドルは前日比0.6%高の1豪ドル=0.7328ドル。0.7267ドルを安値に一時3日以来の高値となる0.7336ドルまで上昇
  • ブルームバーグ・ドル指数は0.2%安の1163.26。一時1162.85まで下落

市場関係者の見方

NBCフィナンシャルマーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)

  • きょうの朝方は五・十日の仲値ということで上昇期待もあったが、日本株の下落もあってドル・円やクロス円は上値が重い印象
  • 菅氏の自民党総裁就任を受けて前日、海外勢が安倍政権ほどの押し上げ効果が期待できないということでドル・円のロングを手じまった動きも聞かれ、重しに
  • 全体的にはきょう、あすに米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるため、様子見ムードも強く、方向感を作るような積極的な動きは期待できなさそう

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

  • 豪中銀の議事要旨に対する警戒感から豪ドルは売りが先行したが、豪ドルに対してファンダメンタルズに一致しているとの見方で、懸念を示さなかったことから買いに転じている
  • また、FOMCのコメントがハト派になる期待があるほか、米株の調整が終わったとの見方が出てきている中で、豪ドルやユーロが選好されつつある。中国の経済指標が好調だったことも後押しに
  • ドル・円は豪ドルやユーロがけん引する形のドル売りが重しに
ドル・円とブルームバーグ・ドル指数の推移

背景

  • 豪中銀の9月の政策決定会合では、政策委員会が「高度に緩和的な政策設定を必要な限り維持し、さらなる金融政策手段がどのように回復を支えられるか引き続き検討する方針」で一致ー議事要旨
  • 中国経済の回復ペースが8月に加速。小売売上高が新型コロナウイルス拡大以降で初めてプラスに転じ、工業生産も伸びが拡大した
  • 日経平均株価は前日比104円安で取引を終えた
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