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麻生財務相、東京五輪を前提に早期解散を考えるべきだ -菅新内閣

更新日時
  • この内閣を引き継ぐとの覚悟で投票、言われればやるしかない-再任
  • 麻生・二階氏は「内閣の要、党の要で極めて政権運営で重要」と菅氏
麻生太郎副総理兼財務相

麻生太郎副総理兼財務相

Photographer: Akio Kon/Bloomberg
麻生太郎副総理兼財務相
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

麻生太郎副総理兼財務相は15日午前の閣議後会見で、16日に発足予定の菅義偉新内閣の下での衆院解散・総選挙について、来年の東京五輪の開催を踏まえて早期に行うべきだとの考えを示した。

  麻生氏は「解散をどこでやるかというのはその内閣では極めて大事なこと」とした上で、「今日本が置かれている立場にオリンピックというのがあるというのを前提に考えれば、早期解散というのは考えるべきということなのではないか」と語った。

  さらに、「どの内閣でも新しくこういった形で選ばれた時は選挙の洗礼を受けていないではないかと言われる」と指摘。「だからやれるときにやる。どのみち来年の10月に任期満了になるので、そういった意味では残り1年でということで選出された」と語った。

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麻生太郎副総理兼財務相

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

再任

  新内閣での自身の再任報道については、「今の閣僚の中で菅新総裁から内閣に残ってと言われた閣僚はいない」とし、「菅新総裁の性格上、少なくとも自分が総理大臣に認証される前に本人に向かって頼むことはしない」と言明。ただ、再任自体は「言われたらこの内閣を引き継ぐという覚悟でみな菅義偉氏に投票したのだろうから、言われればやるしかない」と述べ、要請があれば応じる意向を示した。

  自民党の菅新総裁は16日の就任後に発足する新しい内閣で麻生副総理・財務相を再任する方針だと、日本経済新聞などが報じている。

  菅氏は14日夕、総裁選出後の記者会見で、麻生氏と二階俊博幹事長の処遇について、続投させるかどうかは決めていないとしながらも、「内閣の要、党の要であり、極めて政権運営で重要な2人だと思う」と高く評価していた。

  麻生氏は2012年12月の第2次安倍晋三政権の発足当初から副総理兼財務相を務めてきた。財務相(旧蔵相含む)としての在任期間は戦後最長、戦前を含めると初代蔵相の松方正義氏、高橋是清氏に次いで3番目の長さとなっている。

(麻生氏の発言を追加して更新しました)
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