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週明けだけで7.3兆円、大型M&Aの波が到来-9月は前年比51%増

  • ソフトバンクGやギリアドなどが発表したM&Aは総額690億ドル
  • 9月に入ってから発表されたM&Aの総額は最大1460億ドル

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週明けから企業の大型合併・買収(M&A)が相次いでいる。現在のぺースが続けば、9月はM&Aで今年最高の月の1つになる可能性がある。新型コロナウイルスの影響で取引量が前年水準を下回っている中、投資銀行にとっては数少ない明るい材料だ。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、ソフトバンクグループやギリアド・サイエンシズなど各社が13日から14日にかけて発表したM&Aの総額は690億ドル(約7兆3000億円)に上る。週初の数字としては2019年11月後半以来の大きさ。9月に入って発表されたM&Aの総額は最大1460億ドルと、前年同期比で51%増となる。

参考記事
ソフトバンクG、アームをエヌビディアに4.2兆円で売却-株急騰
米ギリアド、イミュノメディクス買収へ-がん領域強化に2.2兆円

  他にも、チェコの富豪ダニエル・クレティンスキー氏がドイツの食品流通企業メトロの持ち株比率を増やす計画など、潜在的なM&A案件が複数明らかになっている。中国のアリババグループは、東南アジアの配車サービス最大手グラブ・ホールディングスに30億ドルを投資することで協議しているという。

Deal Rush

M&A bankers clock the fastest start to a week this year

Source: Bloomberg

  シティグループのM&A世界共同責任者、マーク・シャフィル氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、株式市場が企業のM&A活動を間違いなく後押ししていると指摘。「その結果、最高経営責任者(CEO)や取締役会は安心して取引している」と述べた。S&P500種株価指数は新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が宣言された3月11日からは23%高となっている。

原題:
Dealmakers See $69 Billion of M&A in Year’s Busiest Weekend (2)(抜粋)

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