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トランプ大統領と加州当局者、気候変動による山火事への影響巡り対立

  • トランプ大統領、州の不十分な森林管理が大火災の要因だと主張
  • 加州当局者の協力要請に「科学で分かるとは思わない」とトランプ氏

トランプ米大統領とカリフォルニア州当局者は、西部で広がる収拾不能の山火事に気候変動問題が影響しているかどうかを巡って対立した。大統領はそれに先立ち、不十分な森林管理が大火災の要因だと主張していた。

US-POLITICS-TRUMP

サクラメントを訪問したトランプ大統領

  カリフォルニア州の天然資源当局の幹部ウェード・クロウフット氏は14日、トランプ大統領とのサクラメントでの会合で、地球温暖化が同州の山火事を悪化させていると指摘した。

  クロウフット氏は「気候変動問題とそれによる森林への影響を本当に理解するため、実際に科学に基づいてわれわれは協力したい」と述べ、「科学が鍵になる。科学を無視し、現実を直視せず、植生管理の問題だと考えるなら、カリフォルニア州の住民を一緒に守ることに成功しないだろう」と訴えた。

  これに対しトランプ大統領は、「涼しくなり始める。見守ろう」と返答。クロウフット氏が「科学もあなたと同意見ならいいが」と述べると、トランプ氏は「実際のところ、科学で分かるとは私は思わない」と応じた。

  米国ではここ数週間に自然災害が相次いでいる。西海岸の山火事は今シーズンに500万エーカー(約2万平方キロメートル)に及び、数十人が死亡。カナダからメキシコまで大気汚染が広がっている。

  11月の米大統領選でトランプ氏と戦う民主党候補のバイデン前副大統領は14日早くのスピーチで山火事に関して大統領を批判。西部の州はトランプ氏が続投する限り、定期的に起こる山火事を心配せざるを得なくなると指摘した。

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西海岸の山火事による煙を映した衛星画像(9月11日)

原題:Trump, California Leaders Clash Over Climate’s Role in Wildfires (抜粋)

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