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米証券取引委がニコラを調査、空売り投資家のリポート受け-関係者

  • 14日の米株式市場時間外取引でニコラ株は一時11.7%安
  • SECの調査は予備的、不正を行ったとの判断に至らない可能性も

米証券取引委員会(SEC)は、米電気自動車(EV)メーカーのニコラが事業の見通しについて投資家を欺いたとの空売り投資家ヒンデンブルグ・リサーチの主張の真偽を確かめるため、ニコラを調査している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  ヒンデンブルグは10日のリポートで、ニコラが最初期のトラック試作車の性能を誇張するなど「手の込んだ詐欺」を働いたと指摘。これに対し、ニコラはヒンデンブルグについて、株価操作を目的に誤解を招くコメントをしていると反論した。

  こうした言い争いを受け、SECはニコラが証券法に違反したかどうか調査に乗り出したと、関係者は語った。調査が非公表だとして匿名で明らかにした。SECの調査は予備的なものであり、不正を行ったとの判断に至らない可能性がある。

  14日の米株式市場時間外取引でニコラの株価は一時11.7%安を付けた。通常取引終値の11.4%高を打ち消した。

  ヒンデンブルグのリポートを受けて株価急落に見舞われたニコラは、SECの調査を求めていた。

  ニコラは14日の発表資料で、「ヒンデンブルグのリポートに関する当社の懸念を巡り、SECと接触して説明している」とし、「この件の調査に関してSECに全面協力する」と表明した。

  SECのバーンズ報道官はコメントを控えた。

原題:SEC Examining Nikola Over Short Seller’s Fraud Allegations (2)(抜粋)

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