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9月14日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎米国市況:株上昇、M&Aやワクチン期待で-ドルは下落

  14日の米株式市場ではS&P500種株価指数が続伸。企業の合併・買収(M&A)活動に加え、新型コロナウイルスワクチンの開発進展の兆候を背景に買いが膨らんだ。ドルは下落、米国債相場はほぼ変わらず。

  • 米国株は上昇、M&Aやワクチン開発進展で
  • 米国債は小幅安、10年債利回り0.67%
  • ドルは下落、ワクチン期待と株高で逃避需要が後退
  • NY原油は小反落、OPECが需要見通しを下方修正
  • NY金は反発、ドル安で代替投資需要-FOMC控え

  オラクルは4.3%上昇。中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業を巡る交渉で、オラクルがマイクロソフトを抑え、取引成立に向けて前進したことが手がかり。米バイオ医薬品メーカー、ギリアド・サイエンシズは同業のイミュノメディクスを買収することで合意した。イミュノメディクスの価値を約210億ドル(約2兆2300億円)と評価するもので、同社の株価はほぼ倍増した。

  S&P500種は42.57ポイント(1.3%)上昇の3383.54。ダウ工業株30種平均は327.69ドル(1.2%)上げて27993.33ドル。ナスダック総合指数は1.9%高。ニューヨーク時間午後5時現在、米国債市場では10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.67%。

  S&P500種は一時1.9%上昇した後、伸び悩んだ。ナスダック100指数は3営業日ぶりに上昇した。ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は13日、新型コロナワクチンが米国で年末までに一般向けに配備される公算が大きいとの見通しを示した。

  ルートホールド・グループのチーフ投資ストラテジスト、ジム・ポールセン氏は「パンデミック(世界的大流行)の渦中にあるのは知っているが、実際にはM&A活動にとって極めて良好な経済状況にある」と述べた。

  外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対して下落。ワクチンへの期待と株高で逃避需要が弱まった。16日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明では再びハト派的な姿勢が示されるとの見方が強く、投資家の持ち高調整が既に始まっている。

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ドルは対円で0.4%安の1ドル=105円73銭。対ユーロでは0.2%安の1ユーロ=1.1866ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は小安い。OPECが世界の石油需要見通しを下方修正するなど、燃料需要がコロナ不況から持ち直す時期を巡る不透明感が高まった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は7セント(0.2%)安の1バレル=37.26ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は22セント安の39.61ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。FOMCの会合を控える中でドルが下げ、金の代替投資需要が高まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.8%高の1オンス=1963.70ドルで終了。

原題:Stocks Gain Amid Deals Optimism; Dollar Weakens: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Slips Amid Vaccine Optimism; FOMC in Focus: Inside G-10(抜粋)

Oil Trapped Between Bearish Demand Outlook and Rallying Equities(抜粋)

PRECIOUS: Gold Climbs Before Fed Meeting; Platinum ETFs Surge(抜粋)

◎欧州市況:小幅高、M&Aやワクチン開発で-ドイツ債ほぼ変わらず

  14日の欧州株は小幅高。積極的なM&A(買収・合併)や新型コロナウイルスのワクチン開発が進展の兆しを見せたことで投資家のセンチメントが押し上げられた。

  ストックス欧州600指数は0.2%高。一時は200日移動平均を試す展開だった。原油価格が下落し、エネルギー株は売られた。

  今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)やイングランド銀行(英中央銀行)による政策判断の発表など、相場に影響を与える材料が多くあることから、週初は慎重な動きだった。

  欧州債市場ではドイツ債とイタリア債が上げを削った。両国債の先物取引は薄商いだった。中核国債の利回り曲線は若干スティープ化した。

  ドイツ債、イタリア債はいずれもほぼ変わらずで取引を終えた。

  英国債は11日の利回り曲線フラット化の流れが続いたが、利回りは17日のイングランド銀の発表を控えて上昇した。短期金融市場は引き続き、来年2月の10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを織り込んでいる。

  ドイツ10年債利回りはマイナス0.48%で変わらず。フランス10年債利回りは1bp下げてマイナス0.20%、イタリア10年債利回りは1bp低下して1.02%。

原題:Europe Stocks Edge Higher on Renewed Vaccine Optimism, M&A Boom(抜粋)

Bunds, Italian Bonds Little Changed; End-of-Day Curves, Spreads (抜粋)

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