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グロース氏、防衛重視の投資シフトを推奨-景気刺激策は後退へ

資産運用ベテランのビル・グロース氏は、これまで敬遠していたたばこや銀行、欧州株などへのシフトを投資家に推奨した。米国で財政投入を伴う景気刺激策が下火になり、膨張する財政赤字に耐えられなくなりつつあることを理由に挙げた。

  同氏は防衛の必要性を強調し、「普通の経済的繁栄を取り戻し、さらに人為的に低くなった実質金利が続くという夢想から、ロケット花火のように上昇した銘柄」を除外するのが賢明だとグロース氏は指摘。14日に投資見通しを発表した。

  「世界中どこを見ても、もうける余地のある場所はほとんどない。新型コロナウイルス・ワクチンがあろうと無かろうと同じことだ」とグロース氏。同氏は共同設立したパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)からジャナス・ヘンダーソン・グループに移籍。昨年引退した。

  グロース氏が選好するのは健全な配当が支払われるバリュー株で、リターンを増幅させるためにレバレッジの活用を勧める。当面は利上げの可能性が低く、レバレッジ取引が裏目に出るリスクは低いと、グロース氏は14日にブルームバーグテレビジョンで話した。 

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7月配信:

グロース氏、短期的にバリュー株を選好-グロース株「最良期過ぎた」

原題:Gross Says Investors Should Play Defense as Stimulus Ebbs (1)(抜粋)

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