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ニコラ株が急落、自社の技術巡り虚偽の情報と空売り投資家がリポート

  • 正常に機能しない製品を完全に機能するかのように見せかけたと指摘
  • 「一方的な虚偽の主張」に対応するため詳細を報告すると創業者

米電気自動車(EV)メーカー、ニコラの株価が、10日の米株市場で急落した。ヒンデンブルグ・リサーチが、ニコラが自社の技術について虚偽の情報を発信していると批判するリポートを発表した。

  ニコラ株を売り持ちにし、株価が下落すれば利益が得られる企業による同リポートは、ニコラが正常に機能しない製品を完全に機能するかのように見せかけたと指摘したほか、誤解を招く動画を公開し、自社の能力やパートナーシップ、製品について「数十のうそ」をついたと主張した。

  ニコラはブルームバーグ・ニュースに対し、「当社は世界で最も信頼に足る企業や投資家によって入念に審査されている。われわれは成功への道を進んでおり、株価操作を意図した誤解を与える情報満載のリポートによって揺らぐことはない」と書面で回答した。

  ニコラの創業者トレバー・ミルトン氏もツイッターで、「一方的な虚偽の主張」に対応し、詳細を報告することを約束した。

  ニコラ株は一時13%下げた後、11%安の37.57ドルで終了した。同社株6月4日以降、約11%上昇している。

  米ゼネラル・モーターズ(GM)は8日、ニコラの株式20億ドル(約2120億円)相当を取得し、ニコラのピックアップトラック「バッジャー」の製造や燃料電池の提供で同社と提携したと発表していた。ヒンデンブルグのリポートを受け、GMはニコラの価値を生む力への信頼を表明した。

GM、電池駆動セミトラックメーカーの株式取得-製造などで提携

原題:Nikola Falls as Short Seller Accuses EV Maker of ‘Deception’ (1)(抜粋)

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