コンテンツにスキップする

米国、安全保障理由に中国人1000人余りのビザ取り消し-中国側は非難

  • 人民解放軍と関係のある中国国民を対象にした大統領布告の下で実施
  • 「中国はさらなる行動を起こす権利を有する」と中国外務省報道官

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

米国は国家安全保障を理由に中国人留学生・研究者1000人余りのビザ(査証)を取り消したことを明らかにした。中国政府は抗議するとともに、報復の可能性を示唆している。

  米国大使館の報道官は10日の声明で、「高度な軍事力を開発する目的でテクノロジーと知的財産、情報」が中国人の大学院生や研究者に窃盗されるのを防ぐ措置の下、ビザが撤回されたと発表した。影響を受けるのは「少数の学生・学者」とし、米国は引き続き「合法的」な学生・研究者を歓迎するとコメントした。

  中国外務省は米国の行動は「あからさまな政治的迫害で人種差別」だとし、留学生の正当な権利を侵害していると主張。北京での同日の記者会見で、「中国はさらなる行動を起こす権利を有する」と同省の趙立堅報道官は述べた。

  米国大使館によると、ビザ取り消しは中国人民解放軍と関係のある中国国民を対象にした5月の大統領布告の下で行われた。ビザが無効になった個人についての情報は明らかにされていない。ビザ取り消しについてはロイターが先に伝えていた。

原題:China Denounces U.S. Student Visa Cuts as Racial Discrimination(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE