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マンハッタン賃貸物件の供給急増、空室率は過去最高-ロックダウンで

  • 賃貸料は7.7%低下-家主は新規賃貸契約の54%で譲歩案を提供
  • ロックダウンでマンハッタンを去った全ての人が戻ったわけではない

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ニューヨーク・マンハッタンではアパートの供給が急増しており、空室を埋めることが一段と困難になっている。

  不動産鑑定のミラー・サミュエルと仲介会社ダグラス・エリマン・リアル・エステートが10日公表したリポートによると、賃貸物件の登録件数は8月末に過去最高の1万5025件に増加し、前年同期の2倍余りの水準となった。空室率も5.1%と、過去最高を更新した。昨年8月は2%未満だった。

Plenty to Rent

Manhattan apartment inventory set a record in August

Source: Miller Samuel Inc. and Douglas Elliman Real Estate

  マンハッタンで新たな賃借契約を結ぶ理由はほとんどない。ミッドタウンのオフィスにはまだほとんど人が戻っていないほか、公立学校再開の問題も解決に至っていない。新型コロナウイルスに伴うロックダウン(都市封鎖)中にマンハッタンを去った全ての人が戻ってきたわけではなく、ニューヨーク市内にとどまることを決めた人も、より安い家賃で広いスペースに住めるブルックリンやクイーンズを選んでいる。

  マンハッタンの家主は賃借人を引き付けるために、新たに結んだ賃貸契約の54%で、家賃を数カ月無料にするなどの譲歩案を提示している。こうした措置の結果、賃貸料は7.7%低下し、中央値は3161ドル(約33万5000円)となった。

原題:Manhattan Rental Supply Soars, Pushing Vacancies to a Record (1)(抜粋)

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