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ECB、パンデミック緊急購入プログラムを維持-回復まだ脆弱

欧州中央銀行(ECB)は10日、新型コロナウイルス危機に際して導入した緊急緩和措置の据え置きを発表した。

  ラガルド総裁率いる政策委員会は、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の規模を1兆3500億ユーロ(約170兆円)で維持することを決定。中銀預金金利もマイナス0.5%で据え置いた。市場を落ち着かせ借り入れコストを低く保ってきた潤沢な流動性供給を継続する。

  当局者らは新型コロナ不況からの回復に自信を深めつつあるものの、持ち直しのペースは鈍化し先行きには新たなリスクも控える。感染拡大が再燃しているほか、ユーロ高がインフレ率を押し下げる恐れもある。エコノミストらはECBが年内に債券購入プログラムを拡大すると見込んでいる。

  ECBは少なくとも2021年6月末までPEPPを継続する方針。ブルームバーグの調査に答えたエコノミストらは12月までに3500億ユーロの拡大と6カ月の延長が発表されると予想している。

ECB Timeline

Economists see policy makers taking the following actions

Source: Bloomberg survey of economists conducted Aug. 27 to Sept. 2

原題:
ECB Keeps Its Crisis Support Steady With Recovery Still Fragile(抜粋)

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